- 縮小アルゴリズム
- 拡大アルゴリズム
- 平均画素法
縮小専用のアルゴリズムです。 - Lanczos
2~4以外はあまり一般的では無い様ですが半径を変更可能です(Lanczos1~8) - Bilinear
縮小時は縮小率に応じて参照ピクセルの範囲を広げているので一般的なBilinearとは挙動が異なります。 - Bicubic(Mitchell-Netravali)
シャープネス効果の強さを設定可能です(-4~8) - BlackmanSinc
Lanczosと同様に半径を変更可能です(1~8)
Lanczosよりシャープネスが弱めです。 - Spline16
Lanczos2に近い曲線になる窓関数(若干シャープネスが弱め) - Spline36
Lanczos3に近い曲線になる窓関数(若干シャープネスが弱め) - Gaussian
ぼかし効果の強さを設定可能です(1~24) - NearestNeighbor
速いけど見栄えが悪いってのがお約束の説明だと思いますが、色々事情があって特に速くもありません。
半径を広げるとシャープネス効果が強くなりますが、同時にリンギングノイズも強くなります。
(シャープネスとリンギングの関係はLanczosに限った話ではありませんが) - 平均画素法
- 演算方法
- MMX整数 高速、低精度
- SSE実数 低速、高精度
- SSE2整数 高速、低精度
基本的にはMMX整数よりSSE2整数の方が高速ですが、環境や条件によっては逆転する場合もあります。
(RalphaPlusではMMX整数を廃止して単に整数、実数の表記になっています)精度の違いはあまり気にする必要はないと思います。
- 最大スレッド数
リサイズ処理時のスレッド数を設定します。 - リニアな色空間で処理する
γ値を考慮したリサイズ処理を行います。
OFF
ON
リサイズ前の画像はモニタのγ値によって見た目が違ってくるはずなので、意図が伝わらない可能性もあるのですが、
どちらも左の画像を平均画素法で50%に縮小した物です。
拡大時の使用や、アンシャープマスク効果の強いアルゴリムとの併用は避けた方がいいと思います。 - 拡大しない
どちらか一方の辺でも元のサイズより大きくなる場合は、リサイズを行わなくなります。 - リミッター(RalphaPlusのみ)
強いエッジ部分を強調し過ぎないように輪郭強調効果を抑制します(輪郭強調効果のないアルゴリズムを選択している場合は全く効果はありません)「リニアな色空間で処理する」で輪郭強調効果のあるアルゴリズムを使用する場合は「リミッター」ONを推奨。