基本操作

入力ファイル

ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると、変換可能な画像ファイルがリストアップされます。
上から順に処理するので出力ファイル名を連番にする場合は必要に応じてソート(リストのヘッダ部分をクリック)してください。
ファイル名の左のチェックボックスをOFFにすると変換作業の対象から外れます。

ファイル名生成規則

一括処理でなければ単に出力ファイル名をそのまま入力するだけでも構いません。
以下の置換文字列を組み合わせて動的に出力ファイル名を決定する事が出来ます。

  • <n*> *は1~9の数値
    処理順に*で指定した桁数の連番を振ります。
  • <s*> *は任意の数値
    連番の初期値を指定します。
  • <c*> *は1~9の数値
    出力先フォルダ内のファイル数を取得して*で指定した桁数の連番にします。
  • <old>
    入力ファイル名から拡張子を取り除いた物に置き換えられます。
  • <ext>
    入力ファイル名の拡張子部分に置き換えられます(「.」は含みません)
  • <ymdhns>
    写真の撮影日を14桁の数値(年月日時分秒の順に年を4桁、他を各2桁)で表現した物に置き換えられます。

  • <ymd>
    写真の撮影日を6桁の数値(年月日の順に各2桁)で表現した物に置き換えられます。
  • <yyyy>
    写真の撮影日の年の部分(4桁)に置き換えられます。
  • <yy>
    写真の撮影日の年の部分(2桁)に置き換えられます。
  • <mm>
    写真の撮影日の月の部分(2桁)に置き換えられます。
  • <dd>
    写真の撮影日の日の部分(2桁)に置き換えられます。
  • <dir>
    相対パス(ドロップしたフォルダの親フォルダが基準)のディレクトリ部分に置き換えられます(末尾の\を含みます)
  • <resizemode>
    リサイズの設定に応じた文字列に置き換えられます。
  • <arcname>
    アーカイブファイル名に置き換えられます(拡張子なし)
  • <pdir>
    親ディレクトリ名
  • <base>
    ドロップしたフォルダやファイルまでのパス

写真の撮影日が取得できない場合は更新日時で代用します。
動的にファルダを作成する事も可能です。

生成したファイル名に拡張子が付いていない場合は、フォーマット変換の設定に応じて自動的に拡張子が付きます。
逆に拡張子が付いていた場合はフォーマット変換の設定を無視します。

モード

  • Normal
    標準モードで各フィルタが使用可能です。
  • JPEGTran
    JPEGロスレス変換を行うモードで各フィルタは無効になりJPEG以外のファイルは受け付けなくなります。
  • 画像連結
    リストアップされた画像を連結するモードで各フィルタは無効になります。
  • リネーム
    リネームのみを行うモードで一切の変換は行われません。
    ドライブを跨ぐ場合はファイルのコピーのみ行い元の画像は削除しません。

サイズ指定

まずサイズの指定方法を選択します。

  • 比率(%)
  • 長辺基準(px)
  • 短辺基準(px)
  • 幅基準(px)
  • 高さ基準(px)
  • 長辺×短辺(%)
  • 幅×高さ(%)
  • 長辺×短辺(px)
  • 幅×高さ(px)
  • 履歴
  • 内接(px)
  • 外接(px)

(%)は倍率によるサイズ指定。
(px)はピクセル数によるサイズ指定。
アスペクト比を変更したい場合は2辺のサイズを指定するタイプの物を選択してください(内接、外接を除く)
内接は指定された幅と高さに収まるようにアスペクト比を維持してリサイズします。

「履歴」は過去に使用した組み合わせからサイズを選択します(10件まで記憶)

変換

ツールバーの実行ボタン、もしくはメニューの変換→実行で、変換が始まります。

即時変換

チェックをONにすると、ファイルやフォルダがドロップされるとリストアップせずに直に変換を開始します。
送るメニューでRalphaを起動した場合や、コマンドラインでファイル名やフォルダ名を渡された場合の動作にも反映されます。

フィルタ

チェックボックスをON/OFFする事で各フィルタの有効/無効を切り替えます。
フィルタ名の横の設定ボタンををクリックすると設定ダイアログが開きます(Exif自動回転には設定ダイアログがありません)
フィルタ名をドラッグすることでフィルタの処理順を変更することが出来ます(「フィルタ」→「処理順の変更」でも可能)