システム
- 複数ファイルを並列処理する
複数のファイルを同時に処理する事でマルチコア環境での高速化を図りますが、スレッド数を増やしてもHDDが足を引っ張って頭打ちになるかもしれません
巨大な画像を扱う場合にメモリ不足になる可能性も高くなります。 - 起動時にメモリを予約する
巨大な画像を扱うために必要となる連続したメモリ空間を確保しやすい状態で起動します(DLLによるメモリの断片化を防ぎます)
最大で確保可能な連続したメモリのサイズは「ヘルプ」→「バージョン情報」で確認出来ます。 - 背景色
フォーマット変換によってアルファチャンネル情報を維持出来なくなる場合はこの背景色と合成します。 - 変換終了後に外部ツールを起動する
変換処理終了後に任意のコマンドを実行する事が出来ます。
例) 変換処理終了後に音を鳴らす
sndrec32 /embedding /play /close "C:\Windows\Media\Notify.wav"
使用可能な置換文字列
- <dir>
環境設定で出力フォルダとして設定されているフォルダのフルパス - <arcname>
アーカイブファイル名(拡張子なし) - <arcdir>
アーカイブファイルがあるフォルダのフルパス - <outdir>
ファイルが出力されたフォルダのフルパス
<arcname>,<arcdir>,<outdir>を使用した場合は必要に応じて外部ツールが複数回実行されます
- <dir>
- 外部ツール実行後にファイルを削除する
外部ツール実行後に削除するファイルを指定します。
外部ツールの起動コマンド用の置換文字列が使用可能です。
例2)アーカイブ内のファイルを全て変換し、変換終了後に外部ツールを使用してzip化する
1. ファイル名生成規則
D:\Temp\<arcname>\img<c3>
D:\Tempにアーカイブ名のフォルダを作成し変換したファイルを連番で出力(リスト上のアーカイブの数だけフォルダが作成されます)
2. 環境設定→システム→「変換終了後に外部ツールを起動する」のチェックをON
C:\Program Files\7-Zip\7z.exe a "<arcdir>\resize\<arcname>.zip" "D:\Temp\<arcname>\*" -mx=0
変換終了後に7z.exeを使用して元のアーカイブがある場所にresizeフォルダを作成しアーカイブ名.zipを出力 (この例では無圧縮zipになります)
3. 環境設定→システム→「外部ツール実行後にファイルを削除する」のチェックをON
D:\Temp\<arcname>
D:\Temp内に作成したフォルダをファイルごと削除
- なし
16ビット→8ビットの変換を行う際に端数は四捨五入されます。 - ランダム
16ビット→8ビットの変換を行う際に乱数を使用してディザリングを行います(端数が大きいほど切り上げられる確率が高くなります) - 誤差拡散
16ビット→8ビットの変換を行う際に端数は切り捨てられ、切り捨てられた端数を周辺のピクセルに拡散します。
クリップボードに画像が貼り付けられた時に一時ファイル(bmpファイル)を生成してリストに追加します。
生成されたファイルはリストから削除された時、もしくはRalphaPlusの終了時に削除されます。
出力フォルダ
- 元画像と同じフォルダに出力
これをOFFにすると出力フォルダを指定出来るようになります。 - 出力先のフォルダを開く
変換実行後にここで指定されているフォルダをエクスプローラーで開きます。 - クリップボードから生成した画像の出力先
一時的なファイル(bmpファイル)の生成場所を指定します。
外部ビューア
- 外部ビューア
プレビュー機能で使用するビューアを登録します。
起動時にクリップーボードの画像を表示する機能があるビューアのみ使用可能です。
外部ビューアを登録すると右クリックメニューの「プレビュー」と「別窓でプレビュー」が有効になりますが、リサイズ直後の画像のプレビューなので JPEG圧縮後の劣化具合や圧縮後のファイルサイズを確認する事は出来ません。- 動作確認済みビューア
- IrfanView Ver 4.20
- MassiGra Ver 0.30
- 起動オプション
- 起動オプション2
外部ビューアの起動時に指定するオプションです。
起動オプション2は右クリックメニューの「別窓でプレビュー」に対応する起動オプションです。- IrfanView用の設定の例
起動オプション /clippaste /one /title=$t /ini=$p
起動オプション2 /clippaste /title=$t /ini=$p
(ただしIrfanView側の設定で多重起動を許可しておく必要有り) - MassiGra用の設定の例
起動オプション /getclip /user=ralpha
起動オプション2 /getclip /newwnd /user=ralpha
(ただしMassiGra側の設定で多重起動を禁止しておく必要有り)
オプションの詳細は使用するビューアのヘルプを確認してください。
起動オプション中の以下の文字列は特別な意味を持ちます。
- $t オリジナルのファイル名:リサイズ方法
- $p Ralphaをインストールしたフォルダのパス
- IrfanView用の設定の例
Susie Plug-in
- Susie Plug-inフォルダ
Susie Plug-inが入っているフォルダを指定してください。
アーカイブ展開用のSusie Plug-inはRalphaPlus,RalphaPlus64のみ対応しています。 - 上へ、下へ
選択中のSusie Plug-inの優先順位を変更します。 - 設定
選択中のSusie Plug-inに設定ダイアログが用意されている場合、このボタンが有効になります。 - 複数スレッドで同一プラグインを使用する(RalphaPlusのみ)
同一のSusie Pluginへのアクセスを排他制御しないようにして高速化します。
使用するSusie Pluginがスレッドセーフでない場合は問題が発生する可能性があります。
カラーマネージメント(RalphaPlus,RalphaPlus64のみ)
- カラーマネージメントを有効にする
- モニタープロファイル
- 作業用色空間
この色空間に変換して内部処理を行うという意味ではなく、文字入れや余白の追加等での設定色がどの色空間の色なのかを設定します。
例えば作業用色空間がsRGBで元画像にAdobeRGBのICCプロファイルが埋め込まれている場合は、文字色として設定されている色に対してsRGB→AdobeRGBの変換を行い変換後の色で文字入れを行います。
ただし、埋め込まれたICCプロファイルにPCS→RGBの変換方法が書かれていない場合は変換は行われません(入力デバイス用のプロファイルには一方通行の物があるようです)例外としてCMYKの画像だけはこの作業用色空間に変換されます。
- RGBデフォルト
ICCプロファイルが埋め込まれていないRGB画像を処理する時に使用するICCプロファイルを設定します。 - Grayscaleデフォルト
ICCプロファイルが埋め込まれていないGrayscale画像を処理する時に使用するICCプロファイルを設定します。 - CMYKデフォルト
ICCプロファイルが埋め込まれていないCMYK画像を処理する時に使用するICCプロファイルを設定します。 - レンダリングインテント
- Exif情報を元にICCプロファイルを作成する
ICCプロファイル無しでExif情報内のColorSpaceタグがsRGB以外になっている画像にExif情報(WhitePoint,PrimaryChromaticities,Gammaタグ)を元に作成したICCプロファイルを埋め込みます。
ファイル
- 上書きを回避する
ファイル名が衝突した際の動作を選択します。- 別のファイル名を割り当てる
自動的に別のファイル名を割り当てます。 - 処理をスキップする
- 別のファイル名を割り当てる
- 読み取り専用ファイルも上書きする
通常は上書きを回避しない設定になっていても読み取り専用のファイルを書き換える処理はスキップされます。 - サブフォルダも処理する
フォルダをドロップした時にサブフォルダ内も調べてリストアップを行います。 - 変換後にリストから削除
- 連番初期値
- 毎回リセットする
- 起動時にリセットする
- リセットしない